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信じる?信じない?占いの結果

信じる?信じない?占いの結果

あなたは、占いを信じますか?信じませんか?

「占ってもらいたいけれど、たくさんあって迷ってしまう…」そのような声はよく聞かれます。確かに、占いには様々な種類があり、それぞれの特徴から自身に向いている占いを選ぶ必要があります。

そこで今回は、占いの種類とそれぞれの特徴についてご紹介します。これから占いを受けてみたいと思っている方は、この記事を参考にして、自身に相性の良い占いを探してみて下さい。また、占いを信じていないという方も、是非それぞれの占いの特徴について知ってみて下さい。

占いの起源

では、占いとは一体いつ頃から存在しているのでしょうか?

古代の人々は、それぞれの時代に未来を予測する手段を探求し、その過程で無数の占いが考案されました。

占いの発祥地など明確な起源は未だ分かっていませんが、現在発見されている地球上で世界最古の文明が栄えたメソポタミア遺跡から、占星術に関する文献が多く見つかっているため、紀元前四十世紀には占星術が始まったと推測されています。

メソポタミアの先住民族であったシュメール人は、太古からすでに月の回転周期、春分点の移動、また一年の長さなどを殆ど正確に計算していたようです。また、シュメール人は六十進法を採用し、一ダースという商業単位を生み出した民族であり、十二星座の概念もこの単位から来たものだと考えられています。

メソポタミア文明の一端を担った民族であるシュメール人が、これほど発展した知識をいかにして入手したのかは、現在でも解明されていません。この頃の占星術は、国家の指針など、重要な事柄を占うために使われていたようです。

占いの結果

占いには、「星占い」「四柱推命」「タロット」「手相」「姓名判断」など、様々な種類が存在しています。

しかし、世の中に存在している様々な占いの手法は、下記の四つの種類に大きく分類できるのです。

  1. 命(めい)
  2. 卜(ぼく)
  3. 相(そう)
  4. 霊(れい)

これら四つの種類では、占いの手法や分析の対象などに違いがあります。各々の特徴を知れば、占いへの理解が深まります。それでは、それぞれについて詳しく見ていきましょう。

命術(命占)

生年月日や出生時刻、出生地など、以後変わることのない不変的な情報から、相談者の本質や運命を占います。命の占いは、統計学の要素を持っています。

そのため、この命術では、自身の生まれ持った性格、性質、思考、傾向、運気などを知ることができます。下記の占いが命に属します。

  • 星座占い
  • 四柱推命
  • 九星気学
  • 数秘術
  • 紫微斗数
  • 動物占い など

卜術(卜占)

卜という言葉は、亀の甲羅の模様からこれから起こる事柄を予測する亀甲占いが語源であり、古くから中国で用いられてきた占い手法です。

日常に溢れている様々な現象を偶然の産物として捉えるのではなく、それらの偶然の現象から必然性や規則性を見出し、相談者の未来を占います。特定の情報に基づかず、相談者の行動や占いをするタイミングなど全ての事柄に意味があると考え、答えを導いていきます。

過去から現在、そして未来への流れを見るため、命術では占いにくい刻々と変化していく相談者の状況や、心に対するアドバイスを知るのに適しています。しかし、この卜の占いは、一見すると何の変哲もない事柄から想像力を膨らまして将来を見通す必要があるため、占い師の力量が占いの精度に大きな影響を与えます。下記の占いが卜に属します。

  • 水晶占い
  • タロット占い
  • ルーン占い
  • おみくじ
  • 夢占い など

相術(相占)

相談者の姿形である見た目や状況などの視覚的な情報から吉凶を占うもので、手や顔には、相となってその人の本質が現れるという考えです。命の統計学的要素と、卜の現状から読み解く要素を合わせ持っています。つまり、卜術と命術の間に位置するような占いです。

命術のように不変的な現在から見て、卜術のようにいつかは変化するかもしれない内容を診断していきます。要するに、今いる場所は変えられなくても、努力次第で未来を変化させることはできるという考えを持った占いです。下記の占いが相に属します。

  • 手相占い
  • 人相占い
  • 風水
  • 姓名判断 など

霊術(霊占)

占い自体は、上記の「卜・命・相」の三つで行われるのが基本ですが、占いのための統計学に、占者の直感・霊感といった特殊な能力を組み合わせて未来を占う方法が霊術になります。最近注目を集めているスピリチュアル占いなどがこれに属し、比較的新しい占いです。自身の前世やオーラの色などを知りたい方に特に人気があります。

本来、霊能力と占いはまったくの別物なので、占い師や流派などによっては、霊術を認めていない場合もあります。複合型占いでもあり、占者自身の霊能力の強弱により、的中率が大きく変わると言われています。

ただ、自身を霊能者と名乗る性質の良くない占い師も存在しています。相談者の不安感を煽り、次第に相談者を破滅へと導こうとする者もいるので、充分に注意が必要です。下記の占いが霊に属します。

  • 霊感タロット
  • 前世占い
  • スピリチュアル
  • 神通力
  • ヒーリング など

最後に

いかがでしたか?

占ってもらったとしても「結局は気の持ちよう」といった意見も決して少なくはありません。中には「占い師の言うことを信じたら大変だった…」「全然当たらなかった!」と言っている人もいますが、占いを過信してしまっては本末転倒です。

占いとは、活用するものです。つまり、人生の方向性を調整するツールです。

占い師の言うことを信じ過ぎてしまっては、他人に人生を預け、自分の人生に責任を持っていないということになります。「これからどうしたいか分からない…」という迷走状態に陥っていればいるほど、それに比例して占いに依存しやすくなります。占いでどのような結果が出たとしても、その後どのような行動を取るのかは、あくまでもあなた次第です。

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